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中西 悟堂
Godo Nakanishi
野鳥研究家・歌人・詩人
文化功労者・天台宗僧侶
日本野鳥の会の創立者・思想家
”野の鳥は野に”
学者が書く文章はなかなか世間に広がらないとして、日本鳥学会などの応援もあって、文学者・仏教者であった中西悟堂が「野の鳥は野に」を理念に昭和9年(1934年)に「日本野鳥の会」を創設し、戦後も日本の自然保護に力を尽くし、「人類にして鳥類」と評されるほど多くの国民に影響を与えた人物です。
業績
「野鳥」や「探鳥」は中西悟堂の造語であり、悟堂が日本に広めた言葉です。
戦前から野鳥の大量・無差別な乱獲が行われていた「カスミ網猟」禁止(昭和32年)や、
「鳥獣保護法」(昭和38年)などの法律制定に尽力しました。
その後、カスミ網は所持・販売も禁止となり、ほとんど密漁が見られなくなりました。
鳥獣保護法は「鳥獣および狩猟に関する法律」に改称され、メジロなどの野鳥の愛玩使用も
事実上、法律で禁止されるなど、中西悟堂氏の残した業績は現在でも高く評価されています。
主な著書
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武蔵野 (大正14年6月15日)
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抒情詩集『かたわれの花』 (大正14年11月20日)
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啄木の詩集と其一生 (昭和3年2月18日)
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武蔵野随筆集『蕎麦と花』 (昭和3年4月10日)
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蟲・鳥と生活する (昭和7年7月8日)
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山岳詩集 (昭和9年2月20日)
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野鳥と共に (昭和10年12月25日)
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昆蟲讀本 (昭和11年7月25日)
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野鳥ガイド (昭和13年3月10日)
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野禽の中に (昭和16年5月20日)
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鳥蟲歳時記 (昭和16年6月20日)
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叢林の歌 (昭和18年1月30日)
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愛鳥自伝 上・下 (平成5年11月15日)
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定本野鳥記 1巻~16巻 (昭和37年~昭和61年発行)
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檜山路 (平成21年10月30日 没後発行された原稿を出版)
年譜
その他
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